運動・ダイエット

理想の体を手に入れるだけじゃない!「定期的に運動をするメリット」とは?

体を動かすことのメリットは、美しい体作りや健康増進、運動不足解消だけではありません。
定期的に運動することで様々なメリットがあるのはご存じでしょうか?
運動をする方が体に良いと頭では分かっていても、外出するのは面倒だし、寒い季節は室内でゆっくりと過ごしたいと思う方も少なくないでしょう。
ここでは定期的に運動をすることで、どんなメリットがあるのかをご紹介したいと思います。

定期的な運動のメリットとは?

まずは、定期的な運動を取り入れることで得られるメリットを知り、運動を始める動機作りに役立てましょう!
メリットは
・風邪を引きにくくなる
・体力がつき、筋力もアップする
・健康的なスタイルを作ったり、保つことができる
・心肺機能が強くなり、疲れにくくなる
など が挙げられます。

風邪を引きにくくなる

運動によって体内の免疫機能が向上し、免疫細胞の活性化や循環系の改善が促進されます。特に適度な運動は、体内の免疫細胞を活性化させ、ウイルスや細菌に対する抵抗力を高めます。

運動はストレスを軽減し、ストレスによる免疫低下を防ぐ効果もあります。また、適度な運動は血流を改善し、呼吸器系の健康を維持します。これにより、呼吸器系の疾患に対する抵抗力が向上し、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりにくくなります。

運動は全身の健康を促進し、免疫機能を強化することで風邪を引きにくくする重要な要素となります。
体力がつき、筋力もアップする
定期的な運動によって、体内の代謝が活性化され、筋肉が強化されます。

有酸素運動は心臓や肺の機能を向上させ、持久力を増加させる一方で、筋力トレーニングは特定の筋肉をターゲットにして強化し、筋肉量を増やします。筋力トレーニングを行うと、筋肉の繊維が一時的に破壊されますが、その後の修復過程で筋肉が太くなり、筋力も向上します。

これにより、日常生活やスポーツなどの活動を行う際に、より効率的かつパワフルに動くことができます。適切な運動を続けることで、体力がつき、筋力が向上するだけでなく、全身の健康も維持されます。

健康的なスタイルを作ったり、保つことができる

定期的な運動は体脂肪を減らし、筋肉量を増やすことで、体重管理や体組成の改善に役立ちます。

また、適度な運動は代謝を促進し、血液循環を改善するため、心臓や血管の健康を維持します。これにより、高血圧や動脈硬化などのリスクが低減し、健康的な生活をサポートします。

さらに、運動はストレスを軽減し、心理的な健康を促進します。精神的なリフレッシュとリラックスをもたらし、心身のバランスを保つことで、生活の質を向上させます。総じて、運動は健康的な生活習慣を築き、長期的な健康を維持するための重要な要素となります。

心肺機能が強くなり、疲れにくくなる

定期的な有酸素運動によって心臓や肺の機能が向上し、酸素を体内に効率的に供給できるようになります。これにより、運動をする際に必要な酸素がより効率的に取り込まれ、疲れにくくなります。

また、心臓のポンプ効率が高まることで、血液の循環も改善され、全身に栄養や酸素が効率的に供給されます。その結果、日常生活や運動時に体力が向上し、疲れにくくなります。さらに、心肺機能が高まることで、運動中や日常生活での息切れや呼吸の乱れが減少し、ストレスなく活動できるようになります。

これにより、心身のバランスが整い、健康的な生活を送ることができます。総じて、心肺機能の向上は運動による身体的なメリットの一つであり、疲れにくくなることで日常生活の質を向上させます。

体を動かさないでいると、食後に消化しきれないエネルギーが脂肪になって蓄積されてしまうため、肥満や生活習慣病のリスクが高まります。
定期的に体を動かすことで、病気や不調を軽減していきましょう。

何から始める?気軽にできる運動

これまで、運動から遠ざかっていたり、運動をしてこなかった方が急に思い立って激しい運動を始めてしまうと、体を痛めてしまうので要注意です。
まずは、普段の暮らしの中でできる運動や、体を動かせそうな機会を見つけていきましょう。
例えば、電車通勤をしている場合、座らずに立って通ったり、オフィスでは階段を使うようにするなど、ついでにできる運動を取り入れることから始めましょう。
決して無理をせずに、今より10分程度体を使うこと、少し動かすことを意識してみましょう。
10分が15分になり、体を動かすことに慣れたら段々と時間を増やしていくのがおすすめです。
1日で60分、体を動かせたら理想的です。
最寄り駅の手前で降りて、目的地までの歩く距離を伸ばしたり、時間に余裕のある時には遠回りするなど、少しでも体を動かそうと意識して機会を見つける癖をつけましょう。

一週間に1回〜2回は、30分程度、息を弾ませるくらいの強度の高い運動に取り組むとさらに効果がアップします。
軽い筋力トレーニング、ウォーキング、水泳や水中ウォーキングなど、自分の興味がある運動に挑戦すると、継続しやすいでしょう。

定期的な運動で期待できる効果とは?

運動の継続は様々な効果が期待できます。

筋肉や関節に柔軟性が出る

体を動かし、運動をすれば骨を繋ぐ筋肉や関節が伸縮運動をして柔らかくなり、硬くなるのを防げます。

骨が丈夫になる

運動をすることで骨にも力が加わり、骨をつくる細胞の働きを活発にし、骨が丈夫になります。骨粗しょう症の予防にも繋がります。

疲れにくくなる

運動をすると肺の動きも活発になって酸素を取り込む効率が高まります。
心肺機能が強くなるだけでなく血管が太くなったり、毛細血管も増えます。すると血流が良くなり、酸素や栄養素が末端まで行き渡り、老廃物もスムーズに排出できます。
また、筋肉も太くなり力強くなるので、同じ作業をしても疲れにくくなるため、日常の活動量を増やせます。

血液が健康になる

運動をすることで悪玉コレステロールが減少し、善玉コレステロールが増加するため、血流が良くなり、動脈硬化や心筋梗塞などの予防に繋がります。

体に様々な効果をもたらす運動は、スタイルアップも期待できるので、見た目も若々しく保てるでしょう。

適度な運動で、内臓脂肪を減らせる?

内臓脂肪を減らしたいと考えた場合に、ウォーキングなどの有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせることが効果的です。
具体的には、軽く汗をかく程度のウォーキングや自転車こぎなどの有酸素運動を週に150分以上行うこと。
それに併せて日常にできるトレーニングとして、筋肉に負担をかけるような早歩きを3分、負担の少ないゆっくりした歩きを3分、繰り返し行う方法があります。

食生活の見直しをすることも大切

外食が続いていたり、つい肉類や揚げ物ばかり食べて毎日のように飲酒をしてしまうなど、気を配らない食生活は、内臓脂肪の減少からは遠ざかる一方です。
新陳代謝をアップし、内臓脂肪を減らすには、タンパク質が豊富な食事が欠かせません。
魚や肉類、卵、大豆製品を積極的に摂りましょう。
脂質を減らしてタンパク質を多めにし、魚をよく食べて、糖質を摂るならさつま芋など食物繊維のあるものをタップリと摂ると良いでしょう。
外食時には、サラダや納豆を加えるなど、バランス良く栄養を補う習慣づくりが大切です。

運動習慣が身についた方は、身についてない方に比べて、生活習慣病の発症リスクの低下が期待できます。

まとめ

今回の記事では、定期的に運動するメリットと、気軽にできる運動、期待できる効果などについて紹介しました。

運動は理想的な体を手に入れることだけでなく、風邪を引きにくくなったり、心肺機能が強くなったりと、多くのメリットがあります。継続することで自分に自信を持てるようになり、メンタル不調の改善にも繋がります。

一つ一つ小さなことから継続してみることを忘れないでください。

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