アメリカンドクターの研究の粋

フコイダン

古代中国や日本の古典文献において、海藻、特に褐藻類に含まれる滑り成分として認識されていました。フコイダンは海藻の特有なヌメリ成分で、ワカメなどの海藻の細胞壁に存在する水溶性多糖で、その構造は種によって異なります。抗酸化、抗ウイルス、心臓保護など、さまざまな生物学的活性を示すことが分かっており、身近なスーパーフードのひとつといえるでしょう。

スピルリナ

約30億年前に地球に誕生した緑の「藻」です。高温・強アルカリという環境で育つため生命力が強く、50種以上の健康・栄養バランスをもつスーパーフードの王様とも呼ばれています。その優れた栄養バランスが注目され、栄養用補助食品の素材をはじめ、動物用の餌や化粧品にまで幅広い分野で利用されています。

AFA(アファニゾメノン・フロス・アクア)

スピルリナと違い、養殖の出来ない天然の藻類。藻類の中でも格段に高い吸収率と多様な栄養素を保有しています。
また、藻類の中でも体に素早く吸収されやすいため、消化・吸収に必要なエネルギーが節約でき、体への負担も少ないといえます。含有栄養素の54%はアミノ酸で占められており、人体に必要な必須アミノ酸9種を含む20種のアミノ酸全てを含有しています。残りの46%はビタミン・ミネラル・糖質・糖質・不飽和脂肪酸・カロテノイドなどが含まれているため、栄養バランスの取れた完全栄養食品といえるでしょう。

シーバックソーンベリー

別名サジーと呼ばれ、天然ベリーの中でも特に栄養価の高いベリー。豊富な各ビタミンを含み、アミノ酸の一種であるアスパラギン酸や食物繊維、女性に不足しがちな鉄を豊富に含みます。また、唯一果実種の中で、不飽和脂肪酸(オメガ3・6・7・9)を含むなど栄養豊富なスーパーフルーツです。

ヘマトコッカス・プルビアリス

世界中の温帯地域で一般的に見られる微細緑藻類。トマトやニンジンといった赤色の部分の成分のカロテロイドの仲間にあたる、アスタキサンチンを多く含んでいます。アスタキサンチンは優れた抗酸化力を持つことで知られています。

ゴツコラ(葉)

インドの伝統的医学であるアーユルヴェーダでは、万能な薬草として最も重要なハーブのひとつとされています。
神経と脳細胞を活性化する効果があるとされているため、記憶力の強化・認知予防に良いとされています。
また、鎮静作用・抗菌作用・血液循環の改善・皮膚細胞の再生肌のトラブル改善など、さまざまな効果が期待されてい美容効果も高いことから、多くの化粧品にも使われています。

オリーブ(実)

モクセイ科の常緑樹。歴史上最も古いハーブと言われており、紀元前3000年~2000年頃から栽培が始まったと考えられています。オリーブに含まれる油はコレステロール値を下げる効果があり、オリーブの葉は血糖やコレステロールの低下をもたらすことで、生活習慣病の予防に効果的と言われています。また、葉には免疫力を向上させ、感染症を予防する効果もあるとされています。

カカオシードパウダー

カカオ豆の外皮を取り除き、生のまま砕き、パウダー状にしたもの。ミネラルやポリフェノールを豊富に含みます。また、食物繊維・タンパク質なども含まれています。腸内環境改善・抗酸化作用・リラックス効果などが期待できます。

シトラスレモンバイオフラボノイド

レモン・オレンジ・グレープフルーツなどのビタミンCを多く含む果物やその皮に由来する植物の色素部分のこと。
抗酸化物質が含まれているため、免疫力の向上・心臓の健康維持・心疾患・腎臓関連疾患・血圧の低下・喘息やがんの発症の抑制に効果が期待できます。

イチョウ(葉)

イチョウの葉に含まれるフラボノイドにより、血管拡張作用、動脈硬化の改善が期待できます。血行が改善されることで、認知症・高血圧症・冷え性・神経痛などの改善に繋がります。